



21世紀に求められている課題の一つは、"やさしさ"です。人は誰もが豊かに安心して暮らすことを望んでいます。
社会福祉専門職は、子どもを愛せない親、非行にはしる子ども、働くことに不安を感じている人、障がいや高齢により生活支援を必要としている人など、多様な課題を抱えた人たちを広く支えていきます。
社会福祉士および精神保健福祉士は、司法分野での実践や小中学校での支援活動が期待されています。介護福祉士は、高齢者や障害者への生活支援に止まらず、予防的視点から介護を実践できる専門職が求められています。
本学科では、少人数で丁寧な専門職養成に特徴があります。高度な専門性を身につけるためには、豊かな人間性が基盤となります。経験豊富な教員や学生相互の交流を深めながら、感性を磨き、しなやかに対応できる人間性を育て、実践力のある専門職をめざしませんか。
ケアマネジメントや福祉教育(高校教員)の現場で幅広く活躍が期待される
介護福祉専門家をめざして


近年の日本は一気に高齢社会に突入しました。将来2人に1人が高齢者という時代が予測されます。人生は誕生から始まり終末期を誰もが迎えます。その生活の一瞬一瞬を孤独なものにしてはなりません。家族が友人がそして地域社会が“生きがいある環境”を協力して築き上げねばなりません。豊かな生活環境を社会に提供するために必要な人材を育てることが『生活福祉専攻』の目的です。
まず1・2年生で障害者や高齢者の生活支援の基本となる介護福祉士養成教育を行い、准介護福祉士(国家資格)と介護福祉士国家試験受験資格の取得が可能です。受験指導についても10余年の実績から合格率100%をめざします。そして3・4年生では、認知症介護や身体障害者の介護など、より専門的な介護福祉職(高度専門介護福祉士として関係諸機関で準備中の資格)の養成カリキュラムの受講が可能です。福祉の現場で即戦力となる人材育成をめざして“インターンシップ”の導入をはじめ“レクリエーションワーカー”の養成カリキュラムなども選択できるよう準備しております。さらに生活福祉専攻では、このような介護福祉専門教育を土台に社会福祉士・精神保健福祉士や高等学校の教員をめざす学生に対して、2つの国家試験受験資格の取得や高校教諭一種免許状(福祉)の取得を可能にするカリキュラムも準備しております。
未来に向けて、皆が幸せに生活できる“地域社会づくり”に必要とされる福祉人材の育成を『生活福祉専攻』は約束します。
演習と実習教育を中心に、福祉社会に貢献する
福祉専門職(ソーシャルワーカー)の養成をめざして


人は生まれてから死ぬまでの人生のプロセスでさまざまな困難や悩みを抱えます。誰もが自分らしく生きていくということを生涯にわたって支援するということが、「福祉」です。住み慣れた地域でどんな状態であっても、自分の意思に基づいて豊かな生活を送ることができるように、福祉の視点から支援することを学ぶのが『人間福祉専攻』の教育方針です。
本専攻は、少人数教育を徹底し、学生ひとりひとりを大切に育てていくことを心がけています。大学人としての教養を備えることはもちろんのこと、福祉専門職養成のための専門科目を体系的に配置し、ソーシャルワーカー養成をめざして演習・実習に厚みを加えたカリキュラムを用意しました。これらの科目は、学年ごとに積み上げ、新しい福祉社会に貢献できる人材の養成をめざしています。
取得可能な資格は、社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験受験資格です。社会福祉士は児童相談所や障害児・者施設、高齢者施設、地域包括支援センターなどで、精神保健福祉士は精神科病院や精神保健福祉センターなどで相談援助を行う福祉専門職です。また、人間福祉専攻では、教職課程を履修することにより高校教諭一種免許状(福祉)を取得することもできます。
4年間の大学生活の中で、日本のみならず海外での活躍をも視野にいれ、豊かな人間性を持ち合わせた福祉社会の担い手を育てたいと思います。
※人間福祉専攻では、介護福祉国家試験受験資格を取得することはできません。