

学科長 石出 信正
いまからほんの半世紀前、人にとっての最大の敵は、結核をはじめとする感染症でした。
我が国を含めた経済的に豊かな国では、治療法の開発、ワクチンの開発、栄養の改善によって、それらは新型ウイルスを除いては克服されたように見えます。かわって現れたのが過食、運動不足、ストレス過多など私達が生きてゆく習慣の中に潜む危険です。今や、敵は私たち自身の中にいると言えます。このような生活習慣病を克服するためには栄養、運動、休養、ストレス対処について専門的な知識と技能をもった人々の働きが必要です。それが管理栄養士です。
本学では管理栄養士希望の入学希望者が増えている現状に合わせて2010年度の入学生から、従来の管理栄養、食物学専攻を一本化して管理栄養専攻2クラス(定員80名)といたしました。
学ばなければならない科目、現場での実習がとても多く、国家試験のための勉強もと学生さんの負担は大きいのですが、入学時に比べて4年後、見事に成長、変身して巣立って行くのを毎年見送るのは私たち教員の喜びです。