
「食」に関わる分野は人間の「健康と栄養」に多方面から深く影響をおよぼします。食物学専攻では「食」をとりまく現代社会の多彩な問題に対し、自然科学を基盤に人文・社会科学の視点も取りいれて、「食物学」を幅広く学べる自由度の高い教育システムを展開します。また、人間生活・社会との関わりまで視野を広げ、食と文化、食産業界のフードシステムや安全性、ホスピタリティの演出など、「食」について総括的に考えて、人々のサポートができる人材を養成したいと考えています。
マスメディアによる食情報の氾濫、輸入食材の増加、環境問題、安全性の問題など、私たちの周りには多くの問題があります。消費者は多様な食品を目の前にして、食品の選択基準で悩むほど、食の安全・安心を求める高い意識を持っています。このような状況をうけて、消費者サイドに立ちながら豊富な知識と技能をもって、「食」に関する的確な情報提供のできる専門家も必要とされています。食物学専攻では、消費者センターやホテル、レストラン、デパート、スーパーなどのサービス産業において必要とされる人材として、食品や栄養、食文化に関して深く学んだ専門知識を生かしながら、安全で、豊かな「食」を総合的にコーディネートする専門職「フードスペシャリスト」の育成をめざします。4年間で身につけた「食」の知識は、あなたの生活の質向上や家族の健康を考える日常の場面で必ず生かされるでしょう。本専攻は、食品産業界や新ビジネスへの参加など日本の食環境をよりよく整える担い手として貢献する人材の育成を目的とします。
※食物学専攻では栄養士・管理栄養士国家試験受験資格は取得できません。
※2010年度以降の食物学専攻の募集はありません。