
人間の一生のなかでも幼児期が重要であることはいうまでもありません。最近よく「子どもが変わった」といわれますが、本当にそうでしょうか。利便性を追求した文明のおかげで、私たちの生活はとても楽になりました。しかし、子育ては昔も今もそれほど大きくは変わりません。そのため、今の親世代にとって子育てがより大変なものになっている可能性があります。このようにみると、現代社会が抱える子どもの問題は、実は大人自身の問題であるともいえます。
「子ども発達専攻」は、「幼児期までの子ども」をめぐる問題に取り組むために設置された専攻です。主たる研究対象は「子ども」ですが、保護者(親)など大人世代や、子どもを取り巻く社会も含め、理解と援助ができることを目標としています。
本専攻では、所定の科目を履修することで、幼稚園教諭一種免許、保育士資格(※幼稚園教諭あるいは、認定心理士のいずれかを同時に取得することになります)が取得できます。保護者の高学歴化を受け、保育の現場でも大学卒の幼稚園教諭・保育士を求める傾向が強まっています。また、今後幼稚園・保育所の統合がより一層進むことが見込まれ、保育に携わる上で幼稚園教諭、保育士のダブルライセンスを取得しておくことが社会のニーズに応える上でも必要となるでしょう。
本専攻では、幼稚園教諭免許・保育士資格の取得に加え、プラスアルファの力となる、心理学・教育学・社会学の専門的な教育を受けることもできます。また、認定心理士を取得することで「子どものこころに強い」幼稚園教諭・保育士を、幼児体育指導員(初級)を取得することで「かしこいからだを育む」幼稚園教諭・保育士をめざすことも可能です。子どもの「こころ」と「からだ」を共に健やかに育むことのできる幼稚園教諭・保育士をめざしてください。