

学科長 大坂 純
総合福祉学科は、高い実践力を備えた介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の養成を目指します。
我々は3月11日に1000年に一度の東日本大震災を経験しました。この震災で、福祉専門職は高齢者や障害者、子ども達等への支援において大きな役割を果たしています。介護福祉士は、介護者を失ったり、震災後に要介護状態に陥った人達を支え続けています。そして新たなに要介護状態に陥らないよう、介護予防にも尽力しています。
社会福祉士、精神保健福祉士は、家族や自宅、仕事を失った人々に寄り添い、相談支援を行います。被災者の話に耳を傾け、時々刻々と変化するニーズをキャッチし、心理的なサポートとともに、支援物資の調達や支援者をコーディネートする等、具体的で実践的な支援活動を幅広く行っています。震災の恐怖から情緒的に不安定になった子どもには、遊びを通して心理的なケアも行います。
被災地の復興は、被災地の文化を理解し、被災者の思いや希望に沿うものでなければ支援になりません。福祉専門職はどんな状態にあっても人間の持つ力を信じ、本来持っている力が発揮できるよう、環境を調整していきます。
本学はキリストの愛の精神に基づく「人間の理解と援助」を建学の理念の一つとして掲げています。今まさに社会にとって必要とされる人材、つまり困難に立ち向かう人達に寄り添える人材の育成を行っているといえます。
実践力のある福祉専門職を育むためには、人間を理解する力が必要です。在学中の4年間では、幅広い教養科目、質の高い専門科目(専門知識、専門技術、価値・倫理)を学ぶことに加え、様々なボランティアや実習によって人間として成長していく機会を作っていきます。
本学科は少人数教育を実践しているため、一人一人の学生に合わせたきめ細かい専門職養成教育が可能です。福祉専門職として社会のために自己を役立てられる人材の養成を行うことが、総合福祉学科の使命であると考えています。
本学では、学生の到達目標にそった代表的履修パターンを準備しました。
※ 臨床福祉~社会福祉士の国家試験受験資格を中心にした履修パターン
※ 精神保健福祉~精神保健福祉士の国家試験受験資格を中心にした履修パターン
※ 生活福祉~介護福祉士の国家試験受験資格を中心にした履修パターン
※ 国際福祉~社会福祉の学びと、更に国際福祉を学ぶ履修パターン
※ 福祉マネジメント~社会福祉の学びと、更に福祉経営を学ぶ履修パターン
*5つの履修パターンとは、卒業時の到達目標をイメージした、
複数の国家試験受験資格取得の組み合わせによる代表的履修モデルです。
4年次には、大学だからこそできる、より専門性を追求した特別講座を設置しており、就職後の現場(臨床)場面で即戦力が発揮できるようにしています。お蔭様で今のところ、就職率は100%を推移しています。