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海外研修旅行

食文化研究の旅

食文化研究の旅は、所属学科を問わず海外の食文化に関心のある学生や、栄養士などとして活躍している卒業生を対象に実施しています。これまでにイタリア(2002・2006年度)、フランス(2004年度)、スイス(2005年度)を訪問し、多くの参加者を得ました。

イタリアでは、日本の大学としては初めてローマのスローフード協会と交流を行い、お互いが自国の料理を作って試食し合いました。また、現地の一流シェフの指導のもと、パスタやピザの調理実習をしたほか、パルメジャンチーズや幻の生ハム<クラッテロ>の工場見学などを行いました。

フランスでは、洋菓子の本場パリでパティシエ研修を実施しました。世界最高峰の料理学校のひとつ「ル・コルドン・ブルー」で製菓研修を受けたほか、さまざまな菓子店を訪問しました。そして、名所・旧跡を見学し、フランスの歴史や美術が洋菓子に与えた影響などを幅広く学びました。

またスイスにおいては、多民族国家独特の食文化に触れ、チーズ工場で実習したり、ワインセラー、ミネラルウォーター工場、チョコレート工場等を見学しました。さらに、国連ヨーロッパ本部で研修を行い、スイスならではの体験ができました。

今後も、人と食の関係や食文化の奥深さを追求する特徴ある研修旅行を実施する予定です。 

 

今年度の内容
第5回『ベルギー・ドイツ食文化紀行』

第5回「食文化研究の旅:ベルギー・ドイツ食文化紀行」報告
団長 神田あづさ

 第5回「食文化研究の旅」が2009年2月22日から3月3日までの10日間の日程で実施されました。今回はベルギー王国(ブリュッセル、アントワープおよびブルージュ)、ドイツ連邦共和国(フランクフルト、ハイデルベルグ)が旅の舞台となりました。
 ベルギーは、「欧州の十字路」と古くからよばれるほど交通の要衝として繁栄してきました。そのため、ヨーロッパ各国の様々な食文化を採り入れ独自の食文化に発展させた「美食の国」と言われるようになりました。
 ドイツは昔から風土的に食材に恵まれなかったこともあり、保存食(パン、ソーセージおよびピクルスなど)がおいしいことで知られるようになりました。現在では海産物や農産物も一般的に使われているものの、特に訪問したフランクフルトはソーセージなどの保存食が世界に誇るドイツの食文化として有名な地域です。これらのようなすばらしい土地での研修を終え、29名の参加者は、満足と感動のうちに3月3日全員無事、帰国しました。
 研修期間中、ブリュッセルでのチョコレート工房見学および実習やフランクフルトでのドイツ料理講習会はもちろんのこと、毎回の食事でも食文化を学べたように思います。特にショコラ工房での学生達の嬉しそうな笑顔は今でも忘れられません。今回の「食文化研究の旅」は学生達にとって有意義なものであることはもちろん、一生のよき思い出となるものと確信しております。


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